青い街、砂の街、赤い街、モロッコ旅

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2015.7.21

成田国際空港発 21:20 EK-0319 →ドバイ着 3:oo
少年サッカーチームの集団と一緒でなんか安心。

ドバイ空港内を電車で移動。アラブの白い衣装の人に目がいく。
ドバイ発 7:35 EK-0751→カサブランカ着 12:55
思ったより暑くるしくない。

日本人ガイドさんと20人のツアー旅がはじまりました。

 

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 観光バスに乗り、ハッサン2世モスク、国連広場へ。
海のそば、ひらけた空間。

街をバスで走り、ラバトへ向かう。
バスに乗ってる私に話しかけてくる路上の人や、
指を曲げた手のひらを向けてくる男の子と擦れ違う。

 

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モハメド5世廟。昔のモスクの柱が残る。
屋根の上の3つの丸は、イスラム教・キリスト教・ユダヤ教の象徴だそうです。

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青の街、シャウエン。
生オレンジジュース、丸い大きなパン、元気が出るちょっと辛い山菜など、レストランで昼食。
日本語の上手な店のひとが「幸せ?」と陽気になんども質問。

 

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砂の壁の建物が迷路のように入り組む、フェズのメディナ(旧市街)。
絵本の世界に入ったような異世界。
自由時間に、一人で路地の奥に入っていくと、
物語のスパイスになる様な、個性的な二人の男性に話しかけられた。
一人は、手話で話していた。
その人の家を観にこないかと誘われ、観に行くと、
ヨーロッパ系の女性と子供がいた。
その家に泊まっている旅行客のようだ。
天井が高く、綺麗なタイル張りの室内。
壁には人物写真が飾られ、インコもいた。
写真を撮らせてもらい、もう一人の男性がいる所にもどると、
横に座る様にうながされた。
手話の男性が、飛行機で飛ぶ様なジェスチャーをして、
なにやら訴えかけている。
家の鍵をみせ、どうやら「家を買わないか?か、借りないか?」と
言っているようだった。
ツアーの集合場所にもどる時間がせまっていたので、
立ち上がって行こうとしたら、拒まれたが、
もう一人の男性が「Thank you」と言って、
握手をして、その場の出来事は終わった。

 

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フェズで泊まったホテル。
ドアの柄が気になり、描いてみた。

 

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描きたいところがいっぱい。

 

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翌朝アトラス山脈を超えて、砂漠の街へ向かう。
山の上は涼しく、避暑地でくつろぐ人たちがカフェでのんびり。

 

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砂漠の入り口、エルフードのホテル。
ナツメヤシが、わんさか成っている。

 

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夜、地元の人たちが所々に座り語り合っている。
近くにまぎれて座わり、目の前の建物を描いていると、
小さい女の子二人が、徐々に近づいてきた。
「ここを描いている」と言って、絵をみせると、
笑顔でこたえてくれた。

 

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まだ空がくらい早朝、4WDに乗ってサハラ砂漠へ。
らくだに跨り、砂の山をのぼり、日の出を待つ。
裸足になると、らくだ使いの少年が、
膝の下まで、砂で埋めてくれた。
あったかくて、きもちいい!
砂の上に、アラビア語で名前も描いてくれた。

 

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トドラ渓谷。川に足をつっこみながら描こうと思ったけど、
水がけっこう冷たく、すぐに足は石の上にあげた。

 

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モロッコぐるっと。

 

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ワルザザード。ホテルの中庭。
静かな時間。
「ワルザザード」って、「静かなる」って意味らしい。

 

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ずっとここに来たかった。。
アイト・ベン・ハッドゥ。
ひとつ軽くなった。

 

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「ファティマの手」。
マラケシュのメディナ。
ドアにある「ファティマの手」を描いていると、
男の人が一人、ドアの前に座り、たばこを吸いはじめた。
話すわけでもなく、目も合わせるわけでもなく。

 

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夕食までの時間。
ホテルのテラスで描いていると、
中庭のプールから出てきたフランス人男性が、絵を観て
「tres bien」と言ってくれた。
自画像を頼まれ、グーグル翻訳を使いながら、
交流を楽しんだ。

 

2015.7.29 マラケシュからバスで、カサブランカ空港へ。
カサブランカ発 14:30 EK-0752
ドバイ着 1:10
ドバイ発 2:50 EK-0318
成田国際空港着 17:35

 

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マラケシュで、同じツアーの方にもらって食べた。
おいしかった。うれしかった。

 

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アトラス山脈の高原を散歩している時、
横にいた日本人ガイドさんに、山に生えている植物の名前をたずねた。
前を歩いていた現地ガイドさんに目をやり、
「日本の人は、名前を知りたがる人が多いけど、
ここの人は、そんなこと気にしていないので、
知らないと思うよ。」と答えた。
現地ガイドさんにもう一度、目を向けた。
ただ、楽しんで歩いている風にみえた。

 

この旅のバックには、ツアーで一緒になった方々との、
盛りだくさんの思い出があります。
私が、描いているところを、
いつのまに写真に撮ってくれていたり、
現地の美味しいワインを分けてくれたり、
おみやげ勧誘を断れないんではないかと気づかってくれたり、
ドアの不具合をフォローしてくれたり、
LINEの使い方を教えてくれたり、
長旅を支えてくれた、バスの運転手さん、ガイドさん、
アシスタントさん、不思議な縁を感じるツアーのみなさん。
ありがとうございました。
また、逢えたら楽しいね!

 

 

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